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Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド
リリース6.0
B25767-02
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TimesTen ClientおよびTimesTen Serverの使用方法


リモート・マシン上のTimesTenデータ・ストアにアクセスするには、TimesTen ODBC ClientドライバまたはTimesTen JDBC ClientドライバおよびTimesTen Serverデーモンを使用します。TimesTen Clientを使用すると、TimesTen Data Managerを使用するために作成されたアプリケーションによって、TimesTen ServerデーモンおよびTimesTen Data Managerがインストールされているリモートまたはローカル・マシン上のTimesTenデータ・ストアに透過的に接続できます。

また、同じマシンにTimesTen ClientおよびTimesTen Serverをインストールし、これらを使用してローカル・マシン上のTimesTenデータ・ストアにアクセスすることもできます。SolarisおよびHP-UXでは、同じマシン上の64ビットのデータ・ストアにアクセスする必要がある32ビットのクライアント・アプリケーションが存在する場合、この機能が有効です。組み合された32ビットおよび64ビット対応のRedHat Linux、SolarisおよびHP-UX Platforms間でクライアント/サーバー接続を作成できます。

TimesTen Serverは、サーバー・マシンを実行するプロセスです。TimesTen ODBC ClientまたはTimesTen JDBC Clientは、TimesTen Serverと通信するThinドライバです。

Windowsでは、クライアント・アプリケーションをドライバ・マネージャにリンクするか、またはTimesTen Clientドライバに直接リンクできます。

UNIXでは、クライアント・アプリケーションをTimesTen Clientドライバに直接リンクする必要があります。

UNIXの場合、一部のTimesTenユーティリティには、ttIsqlCS、ttBulkCpCS、ttMigrateCSおよびttSchemaCSというクライアント/サーバー・バージョンがあります。

TimesTenアプリケーションのコンパイル方法の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database Java開発者およびリファレンス・ガイド』または『Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド』を参照してください。

この章の主な内容は次のとおりです。